寒くなってくると昔の痛みをぶり返したり、うずいたりすることがあると思います。
理由は皮膚表面の痛覚を感じる神経と寒さを感じる神経が隣接していることにあると考えられています。
今回は寒さと痛みの関係について書いていこうと思います。
〇こんなお悩みありませんか?
・大きなケガをした後、冬になるとその部分がうずく
・交通事故の後遺症で冬になると痛みを繰り返す
・手術の傷跡が冬になるとうずく
など
ケガをして治りきっていない状態で通院を辞めてしまったり、大したことないと判断して通院をしなかったりすると筋肉や組織は「瘢痕治癒」といって糊付けされたような状態になってしまいます。
糊付けされた組織は伸び縮みしづらくなり痛みをぶり返しやすくなります。
特に寒さによって血流が悪くなると筋肉や皮膚は固まっていき、瘢痕治癒した組織に老廃物が溜まりやすくなります。
老廃物が溜まると身体が異常を感じて押し出そうとする反応として「ブラジキニン」という発痛物質が発生します。これもまた一つの痛みの原因になります。
〇痛みをぶり返さないためには
自分では大したことないと思っているケガでもしっかり通院をするか固定をして安静にすることがとても大切です。
特に交通事故の衝撃は身体がビックリして最初のうちは症状が少ない方もいらっしゃいます。
後遺症を残さないためにもケガの後はなるべく通院することをオススメします。
当院では捻挫、打撲、挫傷などのケガやスポーツでの外傷、交通事故の施術対応も行っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
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