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身体について

猫背の影響

今回は「猫背」の姿勢が及ぼす身体への影響について書いていこうと思います。

猫背の姿勢は身体に大きな負担をかける要因になります。

特に首、肩、背中、腰にはとても大きな影響があります。

猫背の方は頭が前に出ていて、肩も前に丸まってしまっています。

頭が前に出ることによって、本来は頭の重さを背骨で支えるはずができなくなってしまい、首や肩甲骨周りの筋肉で支えることになります。

一般的に頭の重さは約6kgありますが、

頭が前に15°傾くだけで負担は2倍の12kg、30°傾いてしまうと3倍の18kg、45°傾いてしまうと22kgの負担が首や肩甲骨周りの筋肉にかかってしまうと言われています。

そうなってしまうと常に10~20kgのリュックを背負っているのと同じ状態で生活をすることになるため、肩こりや頭痛、背中の痛みなどが起こってしまう方がとても多くいらっしゃいます。

また、猫背の姿勢は首、肩、背中だけでなく腰にも大きな影響を与えます。

猫背の姿勢になると重心が前にずれてしまうため、本来上半身の重さは骨盤が支えてくれているのですが、その重さを腰の筋肉で支えることになってしまいます。

その状態で同じ姿勢が続くことにより、筋肉が固まり、固まった筋肉はちょっとした負担で痛めやすくなります。

鈍痛や急なぎっくり腰に悩まされている方の原因としても考えられています。

近年はスマホの普及により、猫背や巻き肩の方がとても増えていて、当院にご来院される患者様も猫背が原因で辛さが出てしまう方が多くいらっしゃいます。

〇猫背改善に対して自分でできること

猫背の姿勢は身体への負担が大きくなってしまうため、改善することがとても大切です。まずは自分で出来ることから始めてみましょう。

自分で出来ることとしては

・鏡で自分の姿勢をチェックする習慣を作る

→人の身体の正しい位置はくるぶし、膝の横の靭帯、股関節の触れる骨(大転子)、肩の先(肩峰)、耳の穴を繋いだ線が地面に対して垂直になっている時が理想と言われています。皆さんの姿勢はいかがでしょうか?意識するだけでも少しずつ変わってきます。

・腹筋を鍛える

→腹筋や体幹の筋肉が上手く使えなくなることで腹圧が弱くなり、身体は前に倒れてしまいます。腹筋や体幹を鍛える習慣を作れると理想です。

・肩甲骨周りのストレッチや体操をする

→肩甲骨の動きが悪くなることで巻き肩は強くなっていきます。肩甲骨をうまく動かせるようにストレッチや体操の習慣を作れると理想です。簡単にできるおすすめはストレッチポールです。ストレッチポールに寝るだけでも背筋は伸びるので、試してみてください。

〇猫背に対して当院で出来る施術

当院では猫背の方に対して矯正の施術をオススメしています。

猫背の方の多くは骨盤や背骨、肩甲骨が歪んでしまって正しい位置をキープすることができなくなっています。自分で正しい位置に戻すことはできないため、施術が必要です。

当院の骨格矯正は原因となっているポイントを筋肉や骨格のプロである国家資格を有した施術者が整える施術を行っています。

12年の臨床経験で多くの方から「姿勢が良くなった」「肩が楽になった」「周りから姿勢を褒められるようになった」などの喜びのお声を頂いております。

〇理想の通院頻度と目安の通院期間

施術後約1週間で身体は似たような状態に戻ってしまうがとても多くいらっしゃいます。そのため、1週間空けずにご来院頂くことが理想です。週2~3回の通院ペースの方で約6ヶ月続けると効果を実感される方がとても多くいらっしゃいます。長年の癖を正しい使い方ができるようにしていくことを目的にしているため、少し期間は長くなりますが、一緒に頑張っていけたらと考えています。

お身体のお悩みのご助力を出来たら幸いです。ぜひ一度ご相談ください。

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