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症状別

むちうち・交通事故の後遺症

今回はむちうちや交通事故の後遺症について書いていこうと思います。

むちうちとは交通事故や高いところから落ちたり、勢いよく物にぶつかったりなどした際に頚に強い衝撃が加わり痛めてしまうことを言います。

衝撃の際に頭が鞭のような軌跡を作ることから名前が付けられたと言われています。

強い衝撃が加わるため、症状がひどかったり、後遺症が残ることがとても多くあります。

そのため、最初は症状があまりなくても病院や接骨院で診てもらい適正な指示をもらうことがとても大切です。

人の身体は異常を感じた時に痛みや痺れ、辛さなどの症状を引き起こすため、筋肉や関節が損傷していても2~3日後や遅いと1週間後に症状が出ることもあります。

筋肉痛を想像して頂けるとわかりやすいのですが、運動をした直後に筋肉痛になることはあまりなくて、次の日や2~3日後に出る方がほとんどだと思います。それと同じだと想像して頂くと良いと思います。

首は人体の中でもとても重要な部分です。頭に血液を送ったり、腕を動かす神経が伸びていたり、頭を支える役割があったり、様々な機能を持っています。

また、首から肩甲骨まで筋肉が繋がっているため、肩甲骨周りにある自律神経に影響を及ぼすこともあります。脳から背骨を通して腰まで神経が繋がっているため、ひどいときは神経根を損傷して全身がマヒして動かせなくなることもあります。

ここでむちうちで起こりうる症状をまとめると

・首を動かすと痛みが出る

・頭痛や吐き気が出る

・同じ姿勢で作業していると重苦しさが出る

・手に痺れが出る

・握力が低下する

・耳鳴りがする

・目がかすむ、目が疲れやすくなる

・全身麻痺

などが考えられます。

日頃から頭や首を守る習慣をつけられるともしもの際に症状が小さくすむことも考えられるので、自転車に乗るときはヘルメットをするなどの準備は必ず行いましょう。

〇後遺症

次は後遺症について考えてみましょう。

後遺症は痛みや重だるさだけではなく、いろいろな症状が考えられます。

・頭痛、吐き気

・めまい、耳鳴り

・手の痺れ

・首や肩の可動域低下

など生活に支障を及ぼしかねないものです。

こんな症状を残さないためにも、軽い症状だとしても病院や接骨院などに受診することがとても大切になります。

〇当院でのむちうちの施術

当院ではむちうちの方に対してマッサージや電気の施術を行っています。

筋肉の緊張を緩めて、関節の負担を減らすことで症状緩和と後に残らないようにしていくことを目標に施術を行っています。

また、むちうちの症状は日によって変化があるため、その日の状態をヒアリングや触診しながら適切な施術を行っております。

症状が緩和してきた方には肩甲骨はがしや矯正の施術を推奨しています。

肩甲骨はがしを行うことで首の筋肉の負担を減らして回復を早めることを目的にしています。

矯正の施術は背骨がずれてしまうことで関節や筋肉に余計な負担がかかってしまうため後遺症の原因にもなります。それを防ぐために骨格を正しい位置に戻して身体の負担を減らしていくことを目的に施術を行います。

〇通院ペースと施術期間

首の筋肉や関節は頭の重さによって常に負担がかかっているため、最初のうちはなるべく間を開けずにご来院頂くことがオススメです。

症状の緩和や筋肉が柔らかくなってきたら徐々に通院ペースを減らしていけることが理想です。

筋肉が生まれ変わる周期は3ヶ月周期の為、早くて3ヶ月長い方だと1年かけて施術を行っている方がいらっしゃいます。多くのむちうち患者様を診させていただいた経験からおおむねの施術期間は初診時にお伝えしております。

もし、交通事故やスポーツ、日常生活でむちうちに遭われた方はぜひ一度ご相談ください。

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