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膝関節症

今回は「膝関節症」について書いていこうと思います。

膝関節の痛みや違和感でお悩みの方はとても多いです。

特に身体的特徴から女性に多く男女比は約7:3と言われています。

原因として考えられることは主に4つあります。

 

1つ目は変形です。

膝は体重がかかりやすい関節のため、変形が起こりやすい部位でもあります。

特に出産を経験した女性で骨盤の歪みをそのままにしている方は変形しやすいと言われています。

骨盤の歪みがあると股関節や膝に通常より1.5~2倍の負担がかかります。その状態で生活を続けると関節に徐々に負担が蓄積していき、それが変形に繋がります。また、女性は閉経後骨がもろくなりやすくなるため、そのタイミングで変形を起こしてしまう方も多くいらっしゃいます。

変形した関節は負担がより溜まるようになり、それが抜けなくなると炎症が起きて水が溜まってしまい、痛みが常にある状態になってしまいます。変形した膝が元に戻ることはないため、多くの方が痛みを我慢しているか手術をするかという選択をしています。

変形は起きる前の予防がとても大切です。太ももの筋肉を鍛えること、身体の歪みを整えるよう矯正の施術を受けること、筋肉の質を高めるためにストレッチの習慣を作ることが必要だと考えます。

 

2つ目は筋力低下、3つ目は姿勢です。

主に体幹の筋肉と太ももの筋肉の筋力低下が起こることで膝に負担がかかり炎症が起きやすいと考えられています。

体幹の筋肉はうまく使えなくなると反り腰や猫背といった姿勢になる方がとても多くいらっしゃいます。反り腰や猫背の姿勢は身体が前傾してしまうため、上半身の重さが膝にのしかかります。その状態で生活を続けることで負担が蓄積していき、限界が来ると痛みに変わります。

太ももの筋力が低下することでも膝への負担は大きくなります。太ももの筋肉は膝の曲げ伸ばしや関節を固定してくれる役割があります。この筋肉が弱くなることで可動域が減ったり、関節が緩くなってしまいます。可動域が減ると血流が悪くなり、回復力が落ちてしまい、関節が緩くなることで、水が溜まりやすくなり痛みを引き起こします。

 

4つ目は筋肉の硬さです。

脚や腰の筋肉が硬くなることで、筋肉を覆っている筋膜の動きが悪くなり、身体が締め付けられた状態のようになってしまいます。身体が締め付けられると関節は圧迫されて負担が大きくなることと、血流も悪くなるため、老廃物が溜まりやすくなってしまいます。老廃物が溜まることで身体が異常を感じて、水が溜まったり、以上の信号として痛みを発するようになることもあります。

 

膝の痛みを引き起こさない身体を作っていくためには、筋肉を鍛え、柔らかい筋肉を作り、身体の歪みを整えることがとても大切です。筋トレやストレッチ、運動などやれることから始めてみて、変化がない、不安があるようであれば一度ご相談お待ちしております。

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